米国 小売売上は4月に下振れ消費減速を示唆  

 ~財価格の下落やセールの谷間等の影響で下振れ~

桂畑 誠治

要旨
  • 24年4月の小売・飲食サービス売上高は、前月比0.0%(前月同+0.6%)と鈍化し、市場予想中央値(ブルームバーグ集計)の同+0.4%(筆者予想同+0.5%)を下回ったうえ、2、3月合計で0.3%下方修正されており、市場想定を大きく下回る弱い内容。価格上昇がガソリンを押し上げた一方、価格下落が自動車などを落ち込ませたほか、一般小売が3月にイースター休暇で押し上げられた反動で落ち込み、無店舗はセールの谷間で大幅に減少した。
  • 小売売上高の基調を判断するうえで重要なコア小売売上高(自動車・ガソリン・建材を除く小売・飲食サービス売上高)は、前月比▲0.2%(前月同+0.8%)と失速したうえ、2、3月合計で0.5%下方修正された。ただし、3ヵ月移動平均・3ヵ月前対比年率で+1.1%(前月+0.8%)とプラス幅を小幅拡大したほか、四半期では、前期比年率+1.3%と改定後の1-3月期前期比年率+0.8%(改定前同+2.2%)から小幅加速しており、底堅く推移していると判断される。

グラフなど詳細につきましては本文をご覧ください。

桂畑 誠治


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桂畑 誠治

かつらはた せいじ

経済調査部 主任エコノミスト
担当: 米国経済

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