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【1分解説】認定日本語教育機関とは?

宍戸 美佳

  音声解説

認定日本語教育機関とは、外国人などが日本語を習得するための教育を行う学校な どのうち、一定の要件を満たすことで文部科学大臣の認定を受けた機関をいいます。 また、登録日本語教員とは、認定日本語教育機関で日本語教育を行うため文部科学大 臣の登録を受ける国家資格です。

この認定制度は、2023 年に成立した「日本語教育の適正かつ確実な実施を図るた めの日本語教育機関の認定等に関する法律」に基づき創設されました。留学生を受け 入れて日本語教育を行う「留学」のほか、「就労」および「生活」の3つの分野別に 日本語教育課程を審査し認定します。加えて教職員配置体制や施設設備、生徒の支援 体制なども審査の対象となります。なお、現在は在留資格「留学」による生徒を受け 入れられる日本語学校は法務省の認定校ですが(資料)、2029 年 4 月 1 日の法施行後 は、認定日本語教育機関のみとなるため、必要に応じて施行までに認定を受ける必要 があります。また、認定日本語教育機関以外の日本語学校等では、登録日本語教員の 資格がなくても日本語を教えられます。

制度創設後、初めての認定日本語教育機関は 22 となりましたが(2024 年 10 月 30 日付)、今後さらに増加することで留学生や就労者、生活者といった各学習者の目的 に沿う質が確保された日本語教育の普及が期待されます。

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この解説は2025年1月時点の情報に基づいたものです。

宍戸 美佳


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