米国 需要の加速もインフレ圧力は小幅緩和(6月PMI)

~4-6月期の民間需要はサービス主導で加速~

桂畑 誠治

要旨
  • 24年6月のS&Pグローバル米国総合購買担当者指数(PMI)は、54.6(前月54.5)と前月比0.1%ポイント上昇し、市場予想の53.5(筆者予想54.2)への低下に反して上昇した。6月総合PMIは、拡大縮小の分岐点である50を17カ月連続で上回ったうえ、前月から上昇しており、同統計調査対象企業の活動や民間需要の拡大ペースの加速を示した。
  • インフレ関連では、総合投入価格指数が56.6(前月57.2)、総合産出価格指数が53.5(前月54.3)とともに低下し、インフレ圧力の若干の緩和が示された。
  • 24年4―6月期の総合PMIは、53.5と1-3月期の52.2から上昇し、4-6月期の米民間需要の拡大ペースの加速を示している。製造業が51.0(1-3月期51.6)と小幅低下した一方、サービス業が53.7(1-3月期52.2)と上昇しており、サービス需要がけん引役となっている。
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桂畑 誠治

かつらはた せいじ

経済調査部 主任エコノミスト
担当: 米国経済

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