米国 住宅着工件数は悪天候等で下振れ(24年5月)

~緩やかな調整基調継続~

桂畑 誠治

要旨
  • 24年5月の住宅着工件数(季節調整済み、年率換算)は、127.7万戸、前月比▲5.5%(前月135.2万戸、前月比+4.1%)と市場予想中央値(ブルームバーグ集計)の137.0万戸、前月比+0.7%(筆者予想137.5万戸)への増加に反して、減少に転じた(3、4月合計0.4万戸下方修正)。5月の住宅着工件数は、高水準の建設中件数の続くもと悪天候により下振れた。ただし、住宅着工件数は、高い金利や人手不足の影響等によって、緩やかな調整を続けていると判断される。
  • 今後の住宅市場は、政策金利の限定的な利下げ観測を背景としたモーゲージ金利の高止まりが続く一方、雇用・所得拡大の継続、企業の販促等によって、住宅販売は底堅く推移しよう。このような中、住宅着工件数は在庫不足もあり緩やかな回復の動きを再開すると予想される。24年の住宅販売は前年比+0.4%(23年同▲16.7%)と小幅の増加に転じ、住宅着工は同▲3.8%(23年同▲8.4%)と減少幅を縮小すると見込まれる。

グラフなど詳細につきましては本文をご覧ください。

桂畑 誠治


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桂畑 誠治

かつらはた せいじ

経済調査部 主任エコノミスト
担当: 米国経済

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