主要経済指標予定(2024年5月20日~5月24日)

経済調査部

要旨
  • 来週公表の3月の機械受注(船舶電力除く民需)は前月比▲1.6%の小幅の減少を予想する。製造業、非製造業ともに前月に大きく増加していた反動減が出ると見込む。もっとも、企業収益の改善や人手不足を背景に企業の投資意欲は強く、年明け以降の自動車減産の影響が緩和したことで、均してみれば機械受注は下げ止まりの兆しが見える。
  • 4月の貿易収支を▲3,810億の赤字(季節調整値)と予想する。物価変動の影響を除いた実質輸出は、自動車生産の回復を背景に増加が続くだろう。先行きの貿易収支については、自動車輸出の挽回が続くものの世界経済の減速が下押しとなり、緩やかな持ち直しに留まるだろう。その一方で、円安や資源価格上昇を反映した輸入物価の押し上げにより輸入も増加することから、貿易収支の赤字は拡大リスクが高まっている。
  • 4月全国消費者物価指数(生鮮食品除く総合)は前年比+2.2%と、前月の+2.6%から上昇率の鈍化が見込まれる。食料品価格の伸びが大きく鈍化することに加え、エネルギーや食料を除いた部分でも鈍化が予想される。なお、東京都区部のCPIを大きく押し下げた高校授業料実質無償化については、全国では0.1%Pt程度の下押しにとどまると予想される。
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