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- 【1分解説】医療・介護等支援パッケージとは?
医療・介護等支援パッケージとは、2025年度補正予算に基づいて医療・介護・障害福祉分野(以下、3分野)に措置される施策の総称を指します。医療6事業、介護4事業、障害福祉4事業の計14事業で構成されています(資料)。
3分野に共通する施策は「賃上げ支援」です。医療分野では、例えば病院には、賃上げのための補助金が1床あたり8.4万円支給されます。介護分野では、幅広いサービスの職員を対象に月1万円が支給されます。また、生産性向上に取り組む介護事業所の職員には月0.5万円が加算されるほか、職場環境の改善に取り組む事業所には、職員1人あたり月0.4万円の賃上げが可能となる補助金が追加で交付されます。障害福祉分野では、幅広いサービスの職員を対象に月1万円が支給されます。介護・障害福祉分野の措置期間は半年(2025年12月~2026年5月)です。
3分野の2025年度の賃上げ率は、全産業平均を下回ると指摘されています。事業所の収入(報酬)が主に公定価格で決まるため、収入の硬直性が高く、賃上げ原資が限られることが一因とされます。報酬は3分野とも2026年度中に見直されるとの公算が大きくなっていますが、持続的な賃上げの実現に資する報酬改定となるかどうかは、注目点の1つといえそうです。

この解説は2025年12月時点の情報に基づいたものです。
須藤 智也
本資料は情報提供を目的として作成されたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。作成時点で、第一生命経済研究所が信ずるに足ると判断した情報に基づき作成していますが、その正確性、完全性に対する責任は負いません。
- 須藤 智也
すどう ともや
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総合調査部 副主任研究員
専⾨分野: 社会保障(介護・高齢者)、人と組織
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