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- 【1分解説】ホルムズ海峡・マラッカ海峡とは?
ホルムズ海峡とマラッカ海峡は、海上交通において極めて重要な役割を果たす海峡で、それぞれ世界の代表的な地政学上のチョークポイント(要衝)の一つです。
ホルムズ海峡は、ペルシャ湾とオマーン湾の間にある狭い水路です。この海峡は、原油や天然ガスが通過する重要な経路であり、エネルギー安全保障の観点から注目されます。
マラッカ海峡は、マレー半島とインドネシアのスマトラ島の間に位置し、インド洋と太平洋を結ぶ最短ルート上にあります。特に東アジアと中東、ヨーロッパを結ぶ海上輸送にとって死活的に重要であり、例えば日本、中国、韓国の貿易に係る多くの船舶がこの海峡を通過しています。
これらの海峡は、安全保障や国際貿易に大きな影響を与え続けています。ホルムズ海峡については中東情勢の不安定化の影響を受けやすく、2019年には日本企業が所有するタンカーが攻撃を受けるなど、事件も頻発しています。マラッカ海峡は、中国の台頭に伴い、中国はもちろんのこと、関係各国にとってその地政学的重要性がさらに高まっています。
一例として、日本とカタールを結ぶLNG船等のタンカーが両海峡を通過することを考えると、その重要性がイメージしやすいでしょう。

この解説は2024年10月時点の情報に基づいたものです。
石附 賢実
本資料は情報提供を目的として作成されたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。作成時点で、第一生命経済研究所が信ずるに足ると判断した情報に基づき作成していますが、その正確性、完全性に対する責任は負いません。

