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- 【1分解説】統合イノベーション戦略とは?
「統合イノベーション戦略」とは、科学技術・イノベーションに関する関連施策を府省横断的・一体的に推進するために、政府により策定される年次計画です。5年ごとに策定される「科学技術・イノベーション基本計画」で示されている中長期的な政策の方向性の下、国内外の情勢変化や取組みの進捗状況等を踏まえ、特に向こう一年で取組む施策がまとめられています。
2023年6月に決定された統合イノベーション戦略2023では、現状認識として、高度な生成AI・量子等の先端技術の急速な発展やウクライナ情勢の長期化によるサプライチェーン・社会インフラ強靭化の重要性の拡大を背景とした、科学技術・イノベーションへの期待の高まりなどが述べられています。また、各取組みは、「先端科学技術の戦略的な推進」「知の基盤と人材育成の強化」「イノベーション・エコシステムの形成」といった3つの基軸に大別され、連携を図りつつ推進することとされています。
例えば、AIに関しては、「先端科学技術の戦略的な推進」に分類され、高度な生成AIなど技術の変化やこれまでの国際的な議論等を踏まえて、「国際的な議論とリスクへの対応」「最適な利用」「開発力の強化」「政府の検討体制の強化」といった点について具体的な施策が示されています。
この解説は2023年10月時点の情報に基づいたものです。
水澤 太一
本資料は情報提供を目的として作成されたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。作成時点で、第一生命経済研究所が信ずるに足ると判断した情報に基づき作成していますが、その正確性、完全性に対する責任は負いません。

