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- 【1分解説】Peppol(ペポル)とは?
Peppol(ペポル)とは、企業間の受発注や請求などに関わる電子文書をネットワーク上でやり取りするため、文書の仕様やネットワーク、運用に関するルールを定めた国際規格です。2023年10月にインボイス制度が導入されますが、デジタルインボイスにおける明確なフォーマットが存在しないため、Peppolが標準仕様に採用され、日本版Peppolとして公開されています。
Peppolは、「4コーナーモデル」と呼ばれる構造(アーキテクチャ)となっており、電子文書が発行側から受取側に届くまで、①電子文書の発行、②発行した電子文書をアクセスポイントに送信、③受取側のアクセスポイントを経由、④電信文書の受取といったステップとなっています。発行・受取側では、このような構造を意識せず利用することが可能となります。また、大掛かりなシステム開発といった投資負担もなく導入することも可能となります。
日本版Peppolでは、取引先と締め日を設定した払い方をする合算請求や、購入側が仕入明細書を送付するなど、文書フローが逆転するような日本固有の商習慣を反映したフォーマットも選べるように考慮されています。
現行商習慣を維持しつつ、デジタライゼーションによる業務プロセスの効率化が可能となるデジタルインボイスの要です。

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この解説は2023年4月時点の情報に基づいたものです。
池田 安広
本資料は情報提供を目的として作成されたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。作成時点で、第一生命経済研究所が信ずるに足ると判断した情報に基づき作成していますが、その正確性、完全性に対する責任は負いません。

