株高不況 株高不況

驚異的な伸び 韓国の輸出そして株価

藤代 宏一

要旨
  • 日経平均株価は先行き12ヶ月72,000円程度で推移するだろう

  • USD/JPYは先行き12ヶ月155円程度で推移するだろう

  • 日銀は政策金利を26年12月に1.25%とした後、28年央までに2.0%とするだろう。

  • FEDはFF金利を、年内は3.75%で据え置くだろう。

  • 株式市場ではAI・半導体の需要動向がきわめて重要になっている。過去数ヶ月、グローバルな株式市場で注目を集めているのはメモリである。その生産集積地である韓国の経済指標が重要性を増している。

  • 本日発表された6月の貿易統計によるとドル建て輸出金額は前年比+70.9%と著しい増加を記録した。もちろん、増加をけん引したのは半導体であり、その伸び率は同+199.5%と凄まじかった。5月時点において輸出物価は全体が前年比+46.9%、半導体は同+181.3%と急速に切り上がっており、価格と数量の両面で活況が窺える。

図表
図表

図表
図表

図表
図表

  • 韓国株(KOSPI)を巡っては、個人投資家の熱狂により過熱感を帯びているとの指摘が多い。実際、レバレッジ型ETFの存在感が増すなか、ボラティリティが高まっている。もっとも、輸出金額と株価には過去から一定の連動性があり、それは現在も大きく崩れていない。この尺でみた株価は、輸出増加という裏付けを伴っており、バブルであるとの指摘は必ずしもあてはまらない。

図表
図表

藤代 宏一


本資料は情報提供を目的として作成されたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。作成時点で、第一ライフ資産運用経済研究所が信ずるに足ると判断した情報に基づき作成していますが、その正確性、完全性に対する責任は負いません。見通しは予告なく変更されることがあります。また、記載された内容は、第一生命保険ないしはその関連会社の投資方針と常に整合的であるとは限りません。