日本経済指標:来週の指標予測と今週の振り返り

~カード支出から見た12月実質消費は減少。来週は「貿易収支」「全国CPI」などに注目~

経済調査部

要旨
  • 11月の機械受注(船舶電力除く民需)は前月比▲0.5%と予想する。前月に急増した製造業で反動減が出ることから、2か月ぶりの減少に転じる可能性が高い。内閣府見通しでは高い伸びが見込まれていることから、10-12月期の機械受注は均せば持ち直しが続くと見るものの、生産活動が冴えない中で機械受注も小幅の伸びに留まるだろう。
  • 12月の貿易収支を▲1,298億の赤字(季節調整値)と予想する。12月は為替相場が円安傾向にあったことから輸出、輸入ともに価格ベースでの押し上げが見込まれるほか、数量ベースでも増加がみられた可能性が高い。特に、物価変動の影響を除いた実質輸出(季節調整値)については、10月、11月と落ち込んできた反動もあり前月比で伸びを高める可能性が高い。
  • 12月全国消費者物価指数(生鮮食品除く総合)は前年比+3.0%と、11月の+2.7%から上昇率が拡大することが予想される。電気・ガス代補助金の終了によってエネルギー価格のプラス寄与が大きく拡大することが押し上げ要因になるだろう。コアコアについては大きな動きはないと予想する。
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