機械受注統計調査(2024年10月)

~製造業が押し上げ4か月ぶりの増加~

大柴 千智

要旨
  • 24年10月の機械受注(船舶・電力を除く民需)は、前月比+2.1%(9月:同▲0.7%)となった。内閣府による基調判断は「持ち直しの動きに足踏みがみられる」に据え置かれた。
  • コア機械受注の増加は4か月ぶりとなる。非製造業が減少したが(同▲1.2%)、製造業が大幅な伸びとなり(同+12.5%)全体を押し上げた。もっとも、今月の製造業は一部業種に急増がみられ、一時的な案件が押し上げた可能性が高い。来月以降はこれらが剥落することで、反動減に注意が必要だろう。国内消費の弱まりや海外経済の減速による生産活動の下押しを受けて、製造業、非製造業ともに弱い動きが続いている。4-6月期、7-9月期と減少が続いたコア機械受注だが、10-12月期も緩やかな増加に留まると見込む。
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大柴 千智

おおしば ちさと

経済調査部 副主任エコノミスト(~25年3月)
担当: 日本経済短期予測

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