日本経済指標:来週の予測と今週の振り返り

~来週は「全国CPI」「貿易統計」などに注目~

経済調査部

要旨
  • 10月機械受注(船舶電力除く民需)は前月比+0.7%と、4か月ぶりの増加を予想する。製造業でこれまでの減少からの反動増が出るとみるが、世界経済の下押しを受け生産や輸出も鈍い動きが続く中、機械投資も低調な推移が続いた可能性が高い。
  • 11月貿易収支を▲7,541億の赤字(季節調整値)と予想する。11月は為替相場が円安傾向にあったことから価格ベースでの押し上げが見込まれる中、数量ベースではこれまで好調だったアジア向け半導体輸出にも減速感があり、輸出は低調に推移した可能性が高い。11月は貿易赤字の拡大が見込まれる。
  • 11月全国消費者物価指数(生鮮食品除く総合)は前年比+2.7%と、前月の+2.3%から上昇率が大きく拡大すると予想する。11月請求分から電気・ガス代補助金の補助率が縮小されたことでエネルギー価格のプラス寄与が大きく拡大することに加え、食料品価格の上昇が押し上げ要因になるだろう。
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