日本経済指標:来週の予測と今週の振り返り

~来週の注目は「貿易収支」「全国CPI」~

経済調査部

要旨
  • 8月の機械受注(船舶電力除く民需)は前月比▲0.3%と、2か月連続の減少を予想する。国内消費の低迷や海外需要減速による下押しを受けて、一進一退の動きが続いたとみる。
  • 9月の貿易収支を▲3,262億の赤字(原数値)と予想する。数量が伸び悩む中、9月は円高が進んだことで輸出物価、輸入物価ともに前年比マイナスに転じており、名目値では輸出金額、輸入金額ともに前年比減少となる可能性が高い。物価変動を除いた実質輸出(季節調整値)では、生産が好調な半導体関連の電気機械を中心に前月から増加したとみられる。
  • 9月の全国消費者物価指数(生鮮食品除く総合)は前年比+2.3%と、8月の+2.8%から伸びが大きく縮小する可能性が高い。酷暑乗り切り緊急支援により電気・ガス代が引き下げられることで、エネルギー価格のプラス寄与が大きく縮小することが影響するだろう。エネルギーを除いたコアコア部分については前月から大きな変化はない見込み。
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