機械受注統計調査(2024年5月)

~2か月連続の減少で、基調判断は「足踏み」へ~

大柴 千智

要旨
  • 5月のコア機械受注は前月比▲3.2%と、2か月連続の減少となった。内閣府による基調判断は、「持ち直しの動き」から「持ち直しの動きに足踏みがみられる」に引き下げられた。
  • 4-5月平均でみると、1-3月期対比で▲0.3%pt下回る。来月6月が前月比+2.5%を上回れば、2四半期連続の前期比プラスを確保できることとなる。もともと4-6月期は、1-3月期に増加した反動が出やすいことに加えて、4-6月期見通しも慎重な内容になっていたことから、前期比横ばい程度での着地となればまずまずの結果といえるだろう。
  • もっとも、業種別にみれば、製造業についてははっきりと持ち直しの動きがみえる。非製造業は足踏みしているものの、これまでの高い伸びを踏まえれば緩やかな増加傾向を維持しているとみていいだろう。企業の強い投資意欲と企業収益の改善を背景に、先行きも機械受注は均せば緩やかな増加傾向が続くとみている。

図表等を含めた詳細はPDFファイルをご覧ください。

大柴 千智


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大柴 千智

おおしば ちさと

経済調査部 副主任エコノミスト(~25年3月)
担当: 日本経済短期予測

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