【1分解説】国勢調査とは?

永原 僚子

  音声解説

国勢調査とは、日本に住むすべての人と世帯を対象に、5年ごとに国が実施する基幹統計調査です。第1回は1920年(大正9年)に行われ、最新の調査は2025年10月に第22回として実施されました。調査は統計法に基づき、国や地方自治体の政策立案の基礎資料として活用されるほか、民間企業や研究機関でも広く利用されています。回答は法律により義務付けられています。

国勢調査は国籍を問わず、調査時点で3か月以上にわたって日本に住んでいるか、又は住むことになっているすべての人が対象です。調査項目には、氏名、性別、出生年月、就業状態、住居の種類などがあり、生活や社会の実態を把握することを目的としています。

2025年度の調査における回答方法は、インターネットによる回答、調査票の郵送、または調査員への提出の3通りがあり、回答期限は10月8日でしたが、未回答の場合には居住地の市区町村や国勢調査特設サイトの問い合わせ窓口に速やかに連絡してください。期限が過ぎた後でも提出を受け付けてもらえる場合があります。

国勢調査の結果は、一見すると私たちの生活に関係が薄いように思えるかもしれませんが、実際にはさまざまな場面で活用されます。日本の人口や世帯数の将来推計、災害時の帰宅困難者数の想定など、日々の暮らしに直結する施策の根拠となるため、一人ひとりの正確な回答が重要です。

この解説は2025年10月時点の情報に基づいたものです。

永原 僚子


本資料は情報提供を目的として作成されたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。作成時点で、第一生命経済研究所が信ずるに足ると判断した情報に基づき作成していますが、その正確性、完全性に対する責任は負いません。