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【1分解説】OJT・OFF-JTとは?

岩井 紳太郎

  音声解説

OJT(On-The-Job Training)とは、職場で実際の業務を通じて行う教育訓練を指します。例えば、上司や先輩が業務の進め方や作業方法について、部下に指導すること等が該当します。実践的な知識や組織への適応力を身につけやすい一方、指導者による指導内容にばらつきが生じる可能性があること等が課題として挙げられます。

OFF-JT(Off-The-Job Training)とは、通常の業務を離れて行う教育訓練のことをいい、新規採用者を対象とした研修や従業員へのキャリア形成に関する研修等が代表的なものです。体系的・専門的な知識の習得が期待できますが、その内容が日々の業務と結びつきにくいこともあるため、学んだことを実務へどのように活かしていくかがポイントの1つです。

厚生労働省の「能力開発基本調査」によると、2023年度に従業員に対して計画的にOJTとOFF-JTを実施した企業の割合はそれぞれ約6割、約7割であり、規模が大きい企業の方が実施している割合が高い傾向にあります。近年、多くの企業にとって、生産性向上や人材の獲得・確保等に向けた従業員の能力開発・スキルアップ支援が重要な課題となっており、OJTとOFF-JTはその代表的な方法といえます。企業はそれらを単に導入するだけでなく、両者の特性を理解し目的や対象者に応じて柔軟に活用することが求められます。

この解説は2025年4月時点の情報に基づいたものです。

岩井 紳太郎


本資料は情報提供を目的として作成されたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。作成時点で、第一生命経済研究所が信ずるに足ると判断した情報に基づき作成していますが、その正確性、完全性に対する責任は負いません。

岩井 紳太郎

いわい しんたろう

総合調査部 副主任研究員
専⾨分野: 労働政策、保険

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