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- 【1分解説】バイオエコノミー戦略とは?
バイオエコノミー戦略とは、バイオテクノロジーと生物資源を活用して持続可能な経済成長を目指す政策です。政府は2019年に「バイオ戦略」を策定し、「2030年に世界最先端のバイオエコノミー社会を実現」することを目標に、各種取組を推進してきました。2024年6月に開催された統合イノベーション戦略推進会議において、最新の国内外の動向等を踏まえ、「バイオ戦略」を発展させ、より具体的な市場創出目標を定めた「バイオエコノミー戦略」として新たに決定されました。
この戦略では、持続的な経済成長と環境・食料・健康等の諸課題の解決の両立に資するよう、①バイオものづくり・バイオ由来製品、②持続的一次生産システム、③木材活用大型建築・スマート林業、④バイオ医薬品・再生医療・細胞治療・遺伝子治療関連産業、⑤生活習慣改善ヘルスケア・デジタルヘルスの5つの市場領域を設定し、2030年に国内外で100兆円規模の市場創出を目指しています。
また、バイオエコノミー拡大の源泉となる基礎生命科学の研究力強化や、各地域の拠点をネットワーク化し国内外から人材・投資を呼び込む「バイオコミュニティ」の取組推進、バイオとデジタルの融合に向けたデータ基盤の整備等、基盤的な施策にも取り組むこととされています。
この解説は2024年10月時点の情報に基づいたものです。
水澤 太一
本資料は情報提供を目的として作成されたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。作成時点で、第一生命経済研究所が信ずるに足ると判断した情報に基づき作成していますが、その正確性、完全性に対する責任は負いません。

