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- 【1分解説】ノーベル賞とは?
ノーベル賞とはダイナマイトの発明者で知られる化学者・実業家のアルフレッド・ノーベルの遺言に基づき1901年より授与されている賞で、スウェーデンのノーベル財団が運営しています。物理学、化学、生理学・医学、文学、平和、経済学(1969年より)の6部門があり、歴史と伝統、錚々たる過去の受賞者、厳格な選考過程、賞金額などにより、世界最高峰の権威を誇るとされています。
特に物理学、化学、生理学・医学の自然科学3賞は、主観抜きに科学技術の発展に寄与した研究者に贈られる賞といえます。受賞者の出生国、受賞時在籍機関所在国ともに米国が圧倒的で、特に後者のシェアが高く、米国が世界中から研究者を引き寄せ科学技術をリードしてきたさまが伺えます。
ここで、最近の3賞受賞者のシェア(受賞時在籍機関所在国別、2014-2023年10年累計)と20年ほど前の論文引用数上位10%シェア(研究機関所在国別、1999-2001年)をみますと、両者の相関が高いことがわかります(資料1、相関係数0.9886。統計的外れ値として米国を除いても0.8652)。つまり、ノーベル賞は先端科学技術の遅行指標ともいえます。直近の論文引用数シェアは米中が双璧です(資料2、2019-2021年)。20年後のノーベル賞は米中が競い合う場になっているのでしょうか。


関連レポート
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石附賢実(2022年9月)「ノーベル賞ランキングと『知のパワー・バランス』~日本凋落の引用数上位論文シェアとの相関強し、多様性も影響か~」
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石附賢実(2023年9月)「世界のパワー・バランスは西側優勢?(2)~衝撃的な日本の絵姿:世界のパワー・ダイナミクスに日本の「補助線」を引く~」
この解説は2023年10月時点の情報に基づいたものです。
石附 賢実
本資料は情報提供を目的として作成されたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。作成時点で、第一生命経済研究所が信ずるに足ると判断した情報に基づき作成していますが、その正確性、完全性に対する責任は負いません。
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