グローバル経済『各国経済の6ヶ月見通し』(2022年8月号)

目次

Ⅰ.各国経済の6ヶ月見通し

Ⅱ.街角の声(内閣府「6月景気ウォッチャー調査」より)

6月の景気ウォッチャー調査は、現状判断DIが前月差▲1.1pt低下し52.9pt、先行き判断DIは同▲4.9pt低下し47.6ptとなった。現状・先行きともに、食料品や資材を中心とした物価上昇の悪影響が明確化しており、DIの低下につながった。ウクライナ情勢等の影響で、原材料高によるコスト上昇に対する懸念は依然として強く、小売関連や製造業を中心に景況感を下押ししている様子が窺えた。

(副主任エコノミスト:大柴 千智)


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