機械受注統計調査(2024年6月)

~4-6月期は前期比小幅減。7-9月期も冴えない~

大柴 千智

要旨
  • 24年6月のコア機械受注は、前月比+2.1%と3か月ぶりの増加と、事前の市場予想(同+1.5%)を上回る結果となった。また、四半期で見た4-6月期のコア機械受注は、前期比▲0.1%の2四半期ぶりの減少となった。1-3月期の高い伸び(前期比+4.4%)の後としては、前期比で小幅減に留まったこと自体は悪くない結果であるものの、コア機械受注の持ち直しペースは鈍化している。
  • 同時に公表された7-9月期の内閣府見通しでは、コア機械受注は前期比+0.2%となった。横ばい圏内での推移が続く見通しとなっており、冴えない動きが続きそうだ。もっとも、非製造業は減速感が強いものの、製造業は持ち直し基調にある。今後は海外需要の減速を受けて製造業の増勢も鈍化する可能性は否定できないが、日銀短観等の各種設備投資計画を踏まえると増加傾向が途切れるとは考えにくい。先行きのコア機械受注は緩慢なものの、増加傾向自体は維持すると見込む。

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大柴 千智


本資料は情報提供を目的として作成されたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。作成時点で、第一生命経済研究所が信ずるに足ると判断した情報に基づき作成していますが、その正確性、完全性に対する責任は負いません。見通しは予告なく変更されることがあります。また、記載された内容は、第一生命保険ないしはその関連会社の投資方針と常に整合的であるとは限りません。

大柴 千智

おおしば ちさと

経済調査部 副主任エコノミスト(~25年3月)
担当: 日本経済短期予測

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