グローバル経済『各国経済の6ヶ月見通し』(2021年9月号)

目次

Ⅰ.各国経済の6ヶ月見通し

図表
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Ⅱ.街角の声(内閣府「7月景気ウォッチャー調査」より)

7月は現状判断DIが前月差+0.8ptと上昇した一方で、先行き判断DIが同▲4.0ptの低下となった。7月は感染症拡大局面であったが、連休や好天の影響で家計動向関連が上昇したことにより、現状判断DIは2カ月連続の上昇となった。一方で、ワクチン接種の進展による先行き期待感の高まりが一服し、足元の感染拡大が懸念材料となったことで、先行き判断DIは低下となった。ワクチン接種が進むことによる経済回復を期待するコメントが大勢を占めるも、先行きの景気の動向には慎重な見方が多い。

(副主任エコノミスト:大柴 千智)

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本資料は情報提供を目的として作成されたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。作成時点で、第一生命経済研究所が信ずるに足ると判断した情報に基づき作成していますが、その正確性、完全性に対する責任は負いません。見通しは予告なく変更されることがあります。また、記載された内容は、第一生命保険ないしはその関連会社の投資方針と常に整合的であるとは限りません。