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2025.03.19
米国経済
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トランプ関税
米国 トランプ関税を前に2月の鉱工業生産が加速
~製造業が市場予想を大幅に上回る拡大~
桂畑 誠治
- 要旨
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- 25年2月の鉱工業生産は、前月比+0.7%(前月同+0.3%)と市場予想中央値の同+0.2%への鈍化に反して、加速した。公益が前月に寒波による暖房需要の増加によって押し上げられた反動で同▲2.5%(同+6.1%)と減少に転じた。一方、鉱業が掘削などの拡大等で同+2.8%(同▲1.2%)と増加したほか、大規模なトランプ関税賦課を前に、製造業が自動車などの拡大によって同+0.9%(同+0.1%)と市場予想中央値の同+0.3%を大幅に上回ったうえ、24年9月-25年1月合計で0.2%上方修正された。製造業では、需要の底堅い自動車が拡大に転じた他、材料価格の上昇が続く木材製品、スト後の生産回復の動きが続く航空宇宙・その他輸送機器等が拡大した。
- 3ヶ月移動平均・3ヶ月前対比年率で、製造業生産が2月に+2.8%(前月▲0.2%)とプラスに転じ、鉱工業生産が同+5.2%(同+1.0%)とプラス幅を拡大した。
- 製造業の業種別生産動向を前月比でみると、拡大した業種は、拡大幅の大きい順に、自動車・同部品(+8.5%)、木材製品(+2.7%)、航空宇宙・その他輸送機器(+2.1%)、電気設備・機器・同部品(+2.0%)、アパレル・皮革(+1.3%)、化学(+1.0%)、繊維(+0.9%)、印刷・同サポート(+0.9%)、加工金属(+0.4%)、プラスチック・ゴム(+0.4%)、非鉄(+0.3%)、その他耐久財(+0.3%)、コンピューター・電子(+0.2%)、一般機械(+0.1%)、紙パ(+0.1%)の15業種(前月12業種)に増加した。
- 25年の製造業生産は、国内需要の拡大、低い在庫水準等に支えられるものの、トランプ関税による先行き不透明感、貿易戦争への懸念等によって、前年比+0.5%(24年▲0.5%、23年▲0.5%)と小幅の増加にとどまると見込まれる。
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本資料は情報提供を目的として作成されたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。作成時点で、第一生命経済研究所が信ずるに足ると判断した情報に基づき作成していますが、その正確性、完全性に対する責任は負いません。見通しは予告なく変更されることがあります。また、記載された内容は、第一生命保険ないしはその関連会社の投資方針と常に整合的であるとは限りません。
- 桂畑 誠治
かつらはた せいじ
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経済調査部 主任エコノミスト
担当: 米国経済
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