米国 消費、インフレ下方修正は若干だが良い兆し (24年1QGDP:2次推計、予測)

~緩やかな景気減速と鈍いコアインフレ低下が継続へ~

桂畑 誠治

要旨
  • 24年1-3月期の実質GDP成長率(2次推計)は、前期比年率+1.3%(1次推計:同+1.6%)と下方改定され、市場予想の同+1.3%(筆者予想同+1.2%)と一致した。設備投資が同+3.3%(1次推計:同+2.9%)、住宅投資が同+15.4%(1次推計:同+13.9%)と上方改定された一方、個人消費が同+2.0%(1次推計:同+2.5%)と下方修正されたため、民間需要の基調を示す民間国内最終需要は同+2.8%(1次推計:同+3.1%)に下方改定された。また、政府支出が同+1.3%(1次推計:同+1.2%)と上方修正されたが、実質国内最終需要は同+2.5%(1次推計:同+2.8%)への下方改定となった。 
  • インフレ統計では、1-3月期のPCEデフレーターが前期比年率+3.3%(1次推計:同+3.4%)、PCEコアデフレーターが同+3.6%(1次推計:同+3.7%)と下方改定された。前年同月比でもPCEコアデフレーターは+2.8%(1次推計:同+2.9%)と下方修正された。 以上のように、国内需要やインフレが1次推計から鈍化したことは、米経済のソフトランディング実現に向けて若干だが良い兆しといえよう。

詳細につきましては本文をご覧ください。

桂畑 誠治


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桂畑 誠治

かつらはた せいじ

経済調査部 主任エコノミスト
担当: 米国経済

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