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- 【1分解説】ヨーロッパ言語共通参照枠(CEFR)とは?
ヨーロッパ言語共通参照枠(Common European Framework of Reference for Languages, 以下「CEFR」)とは、言語教育におけるシラバス(学習内容・項目)、カリキュラムガイドライン(授業計画作成の手引き)、試験、教科書等の作成や外国語能力の評価のために、透明性が高く分かりやすい共通の基盤を提供するものです。また、学習者の上達度を学習の各段階や生涯にわたって測定できるように、6段階の習熟度レベルも定義しています。(資料)
CEFRは、欧州評議会(Council of Europe)が2001年に公開しました。加盟国の結束を強化し、文化面での協力を促進するという大きな目的が制定の根底にあります。英語版に続き、フランス語版やドイツ語版が公表され、現在では40言語以上に翻訳されています。日本語についても、CEFRをもとに文化庁が「日本語教育の参照枠」を作成しました。
日本において、CEFRはテレビやラジオの語学講座のレベル表示に活用されています。また、英語の資格・検定試験とCEFRとの対照表が文部科学省から公表されています。2017年告示の学習指導要領解説(外国語編)でも、小学校および中学校、高等学校で一貫した目標を実現するため、CEFRを参考に学習内容および到達目標が設定されました。国内の語学教育で共通の指標が活用されることで、学習者の語学力やモチベーション向上が期待されます。

この解説は2024年9月時点の情報に基づいたものです。
宍戸 美佳
本資料は情報提供を目的として作成されたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。作成時点で、第一生命経済研究所が信ずるに足ると判断した情報に基づき作成していますが、その正確性、完全性に対する責任は負いません。

