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- ご案内『夕べのFM放送に耳を傾けてみませんか』/編集後記(2022年7月号)
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19時、毎日会社に出勤していた時代にはあまりなかったゆっくりとした在宅での夕べの時間。多くの人にとっては、食事が始まる時間なのかもしれません。この時間を狙ってFMラジオ局J-WAVE(81.3MHz)が毎週月曜日~木曜日に放送しているのが「JAM THE PLANET」。ナビゲーターのグローバー氏が時折流暢な英語を交えて、音楽・芸術・時々のニュースを話題にして進めていく番組に耳を傾けてみましょう。
冒頭の19時台は、バックグラウンドも様々な日替わりゲストが持ち込むニュースを料理するテーブルトークが快く、飲み始めたばかりのお酒の酔いに誘ってくれます。19時25分からは「HITACHI BUTSURYU MONEY & MOVEMENT」のコーナーになり、木曜日(*)には「第一生命経済研究所の大柴千智さん!」と、当社若手エコノミスト大柴が専門家として登場し、その日その日のホットな経済ニュースを彼女自身の見解も交えグローバー氏と軽い会話のキャッチボール。5分という短い時間ながら、日本の経済が激動の世界の中で動いているのだという感覚を味わうことができます。
(*)ニッセイ基礎研究所の研究員と隔週交代

編集後記
ロシアによるウクライナへの軍事侵攻が既に3カ月以上続いている。それもこの時代に市民を巻き込んだ大規模な戦闘が行われているのに、公式的には停戦に向けた具体的な動きはまだ見えない。お互い引けないからこそ戦闘状態になったと思うが、国際社会は外交の力で紛争を止められることを見せなければならない。
それにしても、国連安保理の常任理事国自身が国境を接する隣の国に武力侵攻したという事実は重い。
今回の軍事侵攻を受けて世界各国で安全保障に関する考え方が変わり、その枠組みが大きく動きだそうとしている。国内では昨年までは安全保障と言っても”経済安全保障”にどう取り組むかという議論が盛んになされていたが、一気に防衛費拡大を巡る議論にまで進もうとしている。
言うまでもなくこの事実を最も重く受け止めたのはロシアと地理的に近い北欧諸国だ。EUには加盟しながら永らく軍事的中立を保ってきたフィンランド、スウェーデンがNATO加盟に舵を切った。戦後、国際紛争が起きたとき停戦、和平交渉の場としてたびたびストックホルムやヘルシンキの名前が登場し、広く国際社会から中立国として認められていた両国がその地位を捨てる決断をしたことは歴史的でもあり衝撃である。
あらためてヨーロッパの地図を眺めてみることをお勧めする。フィンランドはロシアと1300kmに渡り国境を接する。バルト3国の位置、ウクライナの大きさ、黒海の重要性、その地中海への出口であるボスポラス海峡を挟み中東へと繋がるトルコの地政学上の位置を考えさせられる。この地図にEU、NATOの加盟国を時系列で重ね合わせるとヨーロッパが複雑な状況を抱えているということが理解できる。歴史は動き続けている。
本資料は情報提供を目的として作成されたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。作成時点で、第一生命経済研究所が信ずるに足ると判断した情報に基づき作成していますが、その正確性、完全性に対する責任は負いません。見通しは予告なく変更されることがあります。また、記載された内容は、第一生命保険ないしはその関連会社の投資方針と常に整合的であるとは限りません。