韓国景気､2024年は良好なスタートダッシュも先行きは不透明感山積 ～今年の成長率は昨年から加速する余地は多いが､内･外需ともに不透明要因は山積している～

インドネシア中銀は｢安定｣を重視して６会合ぶりの利上げを決定 ～ルピア安定へ政策協調の強化を示唆も､外部環境如何で一段と厳しい状況に晒される懸念はある～

オーストラリアのインフレが加速､インフレの粘着度の高さを確認 ～金融市場での利下げ期待の後退不可避､当面の豪ドル相場は堅調な推移をみせる可能性～

モルディブ､いよいよ｢親中｣へ一気に舵を切る環境が整った ～総選挙はムイズ政権を支える与党が大勝利､親中姿勢加速で中印対立の舞台となる可能性～

アルゼンチン中銀はインフレ鈍化に自信か､２ヶ月連続の利下げ ～｢壮大な社会実験｣の成否は見通せないなか､金融市場の期待を維持出来るか否かに要注意～

「米ドル一強」のなかで新興国経済はどうなるか？ ～生活必需品のインフレに加えて輸入インフレの懸念､為替介入による｢時間稼ぎ｣にも限界はある～

2024年の新興国･資源国経済はどうなる？ ～世界経済のけん引役が乏しい一方､多くの国で｢選挙イヤー｣となるなか､課題山積の状況が続くか～

米ドル高が再び一服するなかで新興国を巡る問題はどうなるか ～債務問題を巡る懸念は変わらず､世界経済の減速懸念が外貨準備高の重石となる可能性もくすぶる～

商品高や米ドル高の動きが再燃するなかで新興国はどうなるか ～インフレ要因の再燃に加え､資金流出に伴う市場動揺への耐性低下など要注意の状況は変わらず～

BRICSが加盟国拡大で合意､｢BRICSプラス｣は11ヶ国の大所帯に ～既存秩序への対抗姿勢を鮮明にする一方､さらなる枠組拡大のハードルは上がった可能性も～